【アニメ紹介】『どろろ』あらすじ・感想・評価まとめ!おすすめポイントは?
(出典:「どろろ」公式HP最新情報)
こんにちは。ねこやです。
今回から新たに、私が今まで見てきたアニメの中から特に面白かった作品を紹介したいと思います!
記念すべき第1回目は「どろろ」です。
2年前に放送されましたが、強く印象に残っている作品です。
まず初めに「どろろ」という作品を簡単に紹介します。
それでは、作品の概要やおすすめポイントなどを詳しく見ていきます!
作品の概要
作品情報
(参考:Wikipedia)
どろろは手塚治虫さんによる漫画「どろろ」が原作で、2019年度までに3度に渡ってアニメが制作されています。
また、アニメーション制作は、あの「進撃の巨人The Final Season」や「呪術廻戦」を担当しているMAPPAが手掛けています。
あらすじ
時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。
それは、鬼か人か―
両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。
(引用元:「どろろ」公式HPあらすじ)
主なキャラクター紹介
【百鬼丸(ひゃっきまる)/鈴木拡樹】
主人公の一人。
生まれる際に12体の鬼神に奪われた身体を取り戻すために旅をしている。
目が見えない代わりに他者の存在を炎のような光として認識し、義手に仕込んだ刀を振るって闘う。
(出典・引用:「どろろ」公式HP登場人物)
【どろろ/鈴木理央】
もう一人の主人公。
根はやさしいが、一方で生意気かつ強かな一面も持つ。
鬼神に襲われていた所を百鬼丸に救われて以来、共に旅をするようになる。
民を虐げる侍が嫌い。
(出典・引用:「どろろ」公式HP登場人物)
醍醐の国の主であり、百鬼丸と多宝丸の父。
領土の繁栄のために12体の鬼神と取引し、我が子である百鬼丸を対価として差し出した。
為政者として非常に冷徹な覚悟を持つ。
(引用:「どろろ」公式HP登場人物)
【多宝丸(たほうまる)/千葉翔也】
景光の息子であり後継者。
百鬼丸の実の弟でもある。
百鬼丸とは違い、醍醐の屋敷で何不自由なく育った。
実直な性格で、領土を繁栄に導いた父を尊敬している。
(引用:「どろろ」公式HP登場人物)
公式PV
YouTubeでは第1弾から第4弾までのPVが公開されています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
それでは次におすすめポイントを紹介していきます!
おすすめポイント
どろろのおすすめポイントは次の4つです!
それぞれのポイントを感想も含めて解説していきます!(ネタバレあり)
作り込まれたストーリー
(出典:「どろろ」公式HP物語)
まず1つ目のおすすめポイントは、作り込まれたストーリーです!
百鬼丸が奪われた身体を取り戻すというお話の中に、生きるとは何か、家族とは何かなど深く考えさせられる作品となっています。
最初、百鬼丸は鬼神に身体の部位を奪われ目も見えず耳も聞こえない状態で産まれてきます。
その後、樹海という医者に拾われ生きる術を教わった百鬼丸は、鬼神を倒す旅に出かけることになります。
しかし、百鬼丸が身体を奪われたのは父醍醐景光が国の繁栄や自らの権力を保持するために鬼神に代償として差し出したからでした。
そのため、百鬼丸が身体を取り戻すごとに戦や疫病が蔓延し、国は衰退していくことになるのです。
本来の人間の身体を取り戻したいと願う百鬼丸と父醍醐景光、弟多宝丸が何度も対立するシーンは必見です。
百鬼丸だけでなくキャラ一人ひとりの葛藤や想いが描かれているのでどちらの感情にも共感することができ、見ていて本当に切なくなります。
毎回この先の展開はどうなっていくのかハラハラしました。
また、第5話と第6話ではミオという少女が登場します。
この少女に起きる出来事がその後の百鬼丸の旅に大きな影響を与えることとなります。
初めて百鬼丸が叫び声をあげ感情を爆発させるというシーンも描かれていて、第6話は涙なしでは見れないほど悲痛なストーリーとなっています。
第6話以降自らの心にも鬼が宿ったかのように、百鬼丸は自分の体を取り戻すことに執着するようになります。
人間は美しいだけでは生きてはいけないということを、このアニメを通して実感することができます。
どろろと百鬼丸の関係性
(出典:「どろろ」公式HP物語)
おすすめポイント2つ目はどろろと百鬼丸の関係性です!
タイトルの「どろろ」とは少年のほうではなくて小さい子のほうを指します。
幼い頃に両親を殺されたどろろは、最初はお金儲けのために百鬼丸に近づきます。
しかし、妖怪から助けられたことで百鬼丸を「兄貴」と慕うようになり一緒に旅をすることになります。
このどろろというキャラクターですが人懐っこくてとってもかわいいです。
元子役の鈴木理央さんが声優を務めていますが、初めてとは思えないほどキャラにハマっています。
生意気なところもありますが情に厚くどこか憎めない性格をしていて、暗い過去を抱えながらも前向きに生きる姿に勇気をもらえます。
この物語の中に唯一ある光のような存在です。
百鬼丸と旅を続けているうちにその苦悩や葛藤に気づき、傍で支えられるのは自分しかいないと思うようになります。
一方の百鬼丸もそんなどろろを気に掛けるようになりだんだんと心を取り戻していきます。
この対称的な2人のやり取りは見ていて微笑ましくなります。
そして、一度は離れ離れになる2人が成長し再会を果たすシーンは本当に感動します!
どろろと百鬼丸の明るい未来を想像して胸がいっぱいになりました。
2人の中に存在するのは仲間としての愛情なのか家族としてなのか、それとも…。
物語のラストまで目が離せない展開となっています!
迫力ある戦闘シーン
(出典:「どろろ」公式HP物語)
どろろのおすすめポイントの3つ目は迫力のある戦闘シーンです。
百鬼丸は身体能力や敵意・憎悪を感じ取る能力に優れているので、目が見えなくても敵に向かって容赦なく戦いを挑んでいきます。
自分の身体を取り戻すためにボロボロになりながらも戦う姿は大変かっこよく、戦闘シーンは見応え抜群です。
特に注目なのは第23話・第24話で百鬼丸と多宝丸が対決するシーンです。
弟の多宝丸は百鬼丸こそが国ぼす鬼神であると敵視し、百鬼丸を倒そうと考えます。
また、母が百鬼丸を気にするあまり子どもの頃から愛情を注いでもらえなかったことに強い嫉妬心を抱いているのです。
そのため、兄と弟でありながら2人は何度も対立していきます。
第23話と24話ではいよいよその戦いに終止符が打たれ、感情をぶつけ合いながら剣を交える2人の様子に目が離せません。
一方が負ければ一方が死ぬという戦闘シーンにハラハラすること間違いありません!
OPとEDが最高
おすすめポイントの最後はOPとEDの音楽が大変素晴らしいということです!
OPとEDは第1期(第1話~第12話)と第2期(第13話~第24話)でそれぞれ異なっています。
【 第1期】
OP:女王蜂「火炎」
ED:amazarashi「さよならごっこ」
【第2期】
OP:ASIAN KUNG-FU GENERATION「Dororo」
ED:Eve「闇夜」
特に第1期のOPである女王蜂の「火炎」は一度聴いたら耳に残って離れません!
おすすめなのでぜひ視聴してみてください!
今話題のTHE FIRST TAKE バージョンもあります!
こんな方は苦手かも…
「どろろ」は大変おすすめの作品ですが、次の2つのシーンがあります。
戦闘シーンが多く、人間だけでなく妖怪を倒すシーンもあるのでグロいと感じる方もいるかもしれません。
また、手塚治虫さんの原作漫画を知っている方や以前放送されたアニメを観たことがあるという方は原作と異なるシーンがあります。
そのため、グロいシーンが苦手な方や原作のイメージを崩したくないという方は視聴する際は注意してください。
「どろろ」の評価
最後にアニメ「どろろ」の評価を発表します!
星1つを5点として、ストーリー・面白さ・作画・おすすめ度の4つの項目で評価してみました!
ほとんどの項目で満点となり、総合評価は95点です!
作画は好みが分かれる可能性があるため、星4としました。
「どろろ」が視聴できる動画配信サイトは?
UNEXT、Amazonプライム、dTV、Hulu、Netflixの大手5つの動画配信サイトを調べてみましたが、2021年5月現在Amazonプライムのみがアニメ「どろろ」を配信しています。
Amazonプライムは年間4,900円(学生なら2,450円)と月額500円のプランがあり、登録後30日間は無料で、学生であれば半年間も無料でサービスを利用できます。
総動画本数は5万本以上、アニメは7,000作品以上となっています。
また、動画だけでなくAmazonでお買い物をする方にも様々な特典があるのでおすすめです!
この機会にぜひ入会してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「どろろ」のあらすじや感想、おすすめポイントををまとめてみました!
気になる方はぜひアニメを視聴してみてください。
それではここまで読んでくださりありがとうございました!
応援よろしくお願いします!!